ICServ2015

サービス学会の国際大会であるICServ(International Conference on Serviceology) 2015が7月7日から9日までSan Jose Marriottで開催されました。参加者100名以上、2割以上日本以外の研究者・企業のプロフェッショナルが集う会議となりました。
基調講演はService Dominant Logicに関する研究を精力的に進めているSteve Valgo教授。制度的なルール作りを含めたサービスシステムの論理構築に向けて例を交え紹介しました。その後午前の論文のセッションが開始されました。

午後の基調講演は、サービスサイエンスに関する最新研究についてINFORMS Service Science Journalの投稿論文を元にPaul Maglio教授が紹介しました。午後からはWork-in progressセッションが3つのパラレルセッション(Service Innovation and Design, Smart Service Systems, Service Marketing and Management)でスタートしました。2日目の朝の基調講演は、藤川先生(一橋大学大学院)、午後はVikas Krishna(企業)とバラエティに富む内容で活発に質疑応答が行われました。
最終日の7月9日には、IBM Almaden研究所とIDEOのオフィスを訪れました。IBM Discovery Laboratoryでは、複数のプロジェクトチームが打ち合わせをしていました。廊下には、IBM 150周年を記念したロゴマークが掲示されています。その中の一つはService Science (SSME)のもの。IDEOでは、改装したばかりのオフィスでデザイナー兼大学教授の熱い説明。楽しそうに仕事をしているオフィスを後にホテルに戻りました。

来年は7月に芝浦工大で開催されます。皆さんのご参加をお待ちしています。