サービス・サイエンス構築の基となる学問エリア

以前ご紹介した"Succeeding through service innovation" にあるサービス・サイエンスに関連する既存の学問エリアを図にしてみました。

サービス・サイエンスに関係のあるほとんどの学問が 1. Business & Organization, 2. Technology, 3. People, 4. Information とした場合、その交点に位置しています。サービス・システムの研究をする場合、ビジネス視点、組織・人、それらの知見をコード化した情報、技術の知識が必要だということです。サービス・サイエンス研究はよい問題設定から生まれます。反対に新しい技術が起点となる研究もあります。もの作りの日本からのサービス・サイエンス研究はTechnologyを起点に始まるものもありそうです。

上の図ではそこはまだまだWhite spaceのように見えます。今、孫さんの講演を聴きながらこのブログを書いていますが、300年前の機械のビックバン、今おこっている情報のビックバン。情報と技術を基に、サービス・システムの研究からサービス・イノベーションを進めていけるといいですね。今後の日本からのサービス・サイエンス研究に期待です。